日本の緑茶にはいろいろな種類があります、大きく分けて 玉露、高級煎茶、中級煎茶、番茶、くき茶、ほうじ茶、粉茶、玄米茶などです。これらのお茶にはそれぞれのグレードや価格があって、このお茶はこの温度でというように確定されたものはありませんが概ね下の表のような入れ方が基本です。(3人分のお茶を淹れる場合を例にとります)値段の高いお茶はたっぷりの茶葉でややぬるめのお湯で、一般茶になるほど熱いお湯でいれるのが普通です。この基本を踏まえた上で時と人と場所に応じて心をこめてお茶を淹れるのがお茶通の道です。
お茶の種類 |
湯の温度 |
湯の量 |
茶葉の量 |
入れ方 |
| 玉露、最高級煎茶 | 40℃~70℃ |
100cc |
8g~10g |
1~2分茶葉を十分開かせ均等に注ぎ分ける |
| 中級煎茶・高級くき茶等 | 70℃~90℃ |
250cc |
8g~10g |
30秒ほど茶葉を開かせ均等に注ぎ分ける |
| 番茶・ほうじ茶・玄米茶 | 80℃~熱湯 |
400cc |
8g~10g |
20秒ほど茶葉を開かせ均等に注ぎ分ける |
| 粉茶 | 80℃~熱湯 |
300cc |
6g~8g |
茶こしの場合熱湯で、急須でも時間をかけずに |
| ロックティー | 80℃~熱湯 |
400cc |
10g~12g |
やや濃いめにするため茶葉を開かせ氷に注ぐ |
| 氷出し 高級煎茶・玉露 | 氷100cc分 |
100cc |
10g~12g |
5分ほどおいてから注ぎ分ける、贅沢な飲み方 |
上級茶ほどお湯の温度を低めにすることは押さえておくのがポイントのひとつです、上級茶は熱湯で入れると苦味が強くなり、 上級茶だけが持つミル芽の柔らかい香りがなくなります。
一般の最も入れる機会の多い中級煎茶(100g300円~600円)が最も難しく、また応用範囲の広い入れ方ができます。 10gの茶葉で80度のお湯が基本です。お茶を飲まれる方の好みに合わせて 濃いめ、薄い目、熱い目、ぬるい目、甘く または渋めにと湯穏、茶葉の量、煎出時間などを調節します。
香りの強い、くき茶(白折、かりがね、電棒、棒茶)や ほうじ茶、玄米茶などは熱湯でサッと入れるのがコツです。
日本の緑茶を入れるのに適した急須は日本の陶器です、特に釉薬のかかっていない焼き締め焼成で作られた常滑焼き、万古焼の急須が適しています。ガラス質の釉薬と違いこれらの急須には小さな穴があり、とがった味や異物を吸着させる効果があるように思います、丸みのある柔らかい味のお茶を入れることができます。 常滑焼き、万古焼の急須を手に入れましょう、用途により大きさはさまざまですが最近の緑茶の傾向に合わせた深蒸し急須が万能です。
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ポットから直接注いだお湯が90度、湯ざましの器に入れるだけで80度になります。一般の中級煎茶または番茶・ほうじ茶などはあまりぬるくするのはお勧めできません、また上級茶に熱湯は禁物です。 |
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茶葉を多くする、急須に入れておく時間を長くする、急須をくゆらすなどで濃いお茶ができます、ただし湯温が高ければ高いほど渋みが強くなります、『渋い!』と言われないように加減しましょう。 |
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茶葉を少なめにして熱いお湯でサッと入れるということなのでしょうか、あまり茶葉が少ないと『白湯か!』といわれてしまいます。ほうじ茶・くき茶などに適した入れ方です。 |
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上級茶をぬるめの少量のお湯で時間をかけて淹れるとよいでしょう、そして急須に湯を残さず最後の一滴まで絞り出すように入れてください、濃く、甘い濃縮された緑茶のスピリッツです。 |
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中級茶以下のお茶で茶葉を多く、そして何よりも熱湯に近い温度で入れます、あまり時間をかけすぎると渋すぎてのめなくなります。 |
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鮨屋では高級茶の粉茶を茶こしを使って入れます、よい粉茶を熱いお湯でサッと入れると同じようなお茶になります、また中上級茶でも可能です。 |
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